あさぼーはいかにして強くなったか
あさぼー選手にとって2023シーズンはまさに充実の1年だった。ダルビッシュチャレンジカップを優勝、プロスピAリーグでは2年連続で東北楽天ゴールデンイーグルスの代表選手、そしてプロスピAチャンピオンシップの6代目王者となって1年を締めくくった。
今回は2024シーズンに向けての特別インタビュー。あさぼー選手は2023シーズンをどう振り返り、2024シーズンは何を目指すのか。
「めっちゃ緊張しますね。」
この日は2024シーズンのプロモーション撮影も兼ねており、インタビューの前にはスチール写真の撮影を行っていた。広いスタジオの真ん中、インタビューの周りもカメラやスタッフが取り囲む。
普段は普通の大学生。慣れない雰囲気にすこしソワソワしている。
インタビュアーの私は普段から選手に連絡することも多く、2年前のスピリーグの頃からの間柄ではあるが、向かい合って話を聞くのは初めてだ。
--別に敬語とか気にしなくていいからね。リラックスして答えてもらえれば。
--スピチャンの2023シーズンを優勝して、1番いい形でシーズンを終えたと思うんですが、優勝して何か変わりましたか?優勝した前後で自分の周りに変化はあった?
「そうですね、優勝してすごく変わったことは特にはなかったですが、最近サワヤンゲームズのサワさんとコラボ動画撮らせていただいたりとかYouTubeの登録者数が少し増えたりとか。そういう面ではやっぱり大きく前進したのかなとは思いましたね。 知ってもらえることは好ましいことだとは思います。」
--身近な友達とかの反応はありましたか?
「2022シーズンに初めてブロック大会優勝して本大会に出場した時もメッセージをもらいましたが、それよりもたしかに大きな反応というか、あまり連絡を取っていなかった友達からもメッセージがきたりというのはありました。嬉しかったです。」
--あさぼー選手がなぜ強いか、自身では何が理由だと思いますか?
「自分はこういう公式大会ではサヨナラが多いんです。どれだけ打たれて、7点差があっても終わるまではわからないので、そこから跳ね返すという終盤のメンタルが強い要因かなって感じますね。」
--メンタルの強さといえば、スピチャンの準決勝、やんちゃるみっくん選手との試合は点を取って取られてのものすごい試合でしたが、ああいう試合は燃える?
「めっちゃくちゃ燃えていましたね!やんちゃるみっくん選手とはすごく仲がいいので、そういうところでも結構気持ちが入りましたし、それでも最終回まで2点差だったので全然いけるなっていう気持ちでした。」
--その勝負事に燃える性分みたいなのは、ある程度性格があると思うんですが、それは昔からですか?
「昔から野球をやっていましたが、野球はチームスポーツなのでどうしても自分がどれだけ勝ちたいと思っても勝てないことはあって。負けず嫌いというのは昔からだと思うんですが、むしろ最近、プロスピAを始めてからの方がより強く出るようになった、というのはあったりしますね。」
--2022シーズンから2023シーズンで練習量は変わりましたか?
「2022シーズンは藤浪投手がめちゃくちゃ強かった時代だったので、藤浪投手対策くらいしかあまり練習してなかったんです、正直(笑)。2023シーズンは、ピッチャーもバウアー投手とか、強い投手が出てきて、プレイヤーも毎年レベルが上がってきたので、優勝するのは結構きついと思っていました。
ただ、2023シーズンはダルビッシュ杯で優勝して、スピリーグも4勝。スピリーグランキング2位でスピチャンに出られたというのもあって、ブロック大会枠の選手たちには負けられないなというのはありました。
なのでスピチャン前は自分が納得いくまで練習しようと、前日でも30試合くらいプレイしたので、感覚が全然違いましたね。」
--スピリーグの話が少し出たんですが、スピリーグに出たっていうのはやっぱり自分にとってプライドになるところがあった?
「そうですね、2年連続でスピリーグのプロをやらせてもらって、2022は初めてのオフラインの舞台というのもあって緊張して、全然自分の実力が発揮できなかったんですが、去年は2年目だったのでまた違う感じで、いい感じに勝てたというのはプライドになりました。」
--ここまでプロスピAがうまくなれた理由としてはどういうところだと思いますか?
「練習が一番強くなった要因かなとは思っています。初めてスピチャンに出た21年シーズンの時にiPadに変えて、この時はとにかく練習をしていました。それ(練習の習慣)が染みついて、今につながっている感じはあります。」
--昔の話をお聞きしたいのですが、野球については何歳からやっていましたか?
「最初は父とキャッチボールしていて、野球が好きに思えて、そこからクラブチームに入ったのが小1ですね。そこから中学3年までやっていました。」
--ポジションは?
「ずっとショートでした。チーム自体はそんなすごく強くなかったんですけど、守備は好きだったので家でも守備の練習はしていました。でも素振りとかバッティングのほうの練習はほぼしていなくて。
守備は特に自信があったので守備固めで上の代の試合に出ることもたまにありました。」
--守備のほうが好き、なぜショートが好きですか?緊張はしませんか?
「(巨人の)坂本選手を昔からずっと見ていて、打撃ももちろんですが守備がすごく好きだったので憧れていました。
ショートはやっぱり他のポジションより打球が飛んでくるので、来たらさばくぞ、くらいの気持ちではありましたね。打球をさばく緊張みたいなのはなかったです。」
--そういう緊張に強いメンタルは、今のプロスピAのプレイにも共通性を感じますね。
「共通性を感じますね、だいぶ(笑)。」
--それでも高校の時は野球をしなかったのはどうしてですか?
「高校は硬式でやろうか迷ったんですが、体験に行ってあまり向いてないなぁと感じたので。
自分の高校は結構有名なところだったので、レギュラーは無理だろうというのは思っていて、それなら違う部活やろうかなって(笑)。」
--では最後に、2023シーズンはほぼ完璧なシーズンでした。今年2024シーズンをスピチャン王者として迎えるわけですが、今年一年どういう一年にしていきたいですか?
「やっぱり2023シーズン王者ということで、スピチャン連覇というのは大事なんですが、去年は優勝することに重きを置いていたので、今年はもっと楽しくプロスピAをしたいなと思っています。
これまで大会にすごく集中していたのもあるんですが、ずっとリアタイをやってきて、本来の楽しさっていうのを忘れているような気がするので。」
--それは自分だけじゃなくて周りや環境も含めてということ?
「特に去年は『勝たなきゃ』という感じになってしまっていたので、もうちょっと友達とかと楽しめたらなと。」
--なるほど。勝つことだけ考えていたら、半分は楽しくて負けたほうは楽しくないってなってしまう。楽しむ余裕も欲しいですね。
「そうなんですよ。」
--ちなみに今後コラボしたい人って誰かいますか?
「そうですね、やっぱりプロスピA界でいったら〓V.I.P〓さんCLAYさんなので、コラボしてみたいなとは思いますね。」
--じゃあこの場を借りて、カメラの前に向かって〓V.I.P〓さんに一言!
「〓V.I.P〓さんコラボよろしくお願いします!」














