2021年11月13日(土)・14日(日)の2日間、都内のKONAMI研修施設にて、「eBASEBALLプロスピAリーグ」2021シーズンの球団代表選手の研修会が行われました。集まったのは29万人が参加したオンライン予選を乗り越え、各球団の12球団入団テストを戦い、1球団わずか3つの枠を勝ち取った36名の選手たち。プロスピAを使用したプロ野球eスポーツリーグとして初の「プロプレイヤー」となる彼らが一堂に会し、プロ野球の歴史やプロプレイヤーとしての心構えについて学びました。
冒頭、共催である一般社団法人日本野球機構(NPB)の総合企画室・角田安司参与からプロプレイヤーの心構えやプロ野球の歴史などについての話があり、「リーグ1期生となる皆さんにはパイオニアとして頑張って欲しい」と激励のメッセージを送りました。
1日目の昼食後には「ユニフォーム贈呈式」が行われ、各球団のスピリーグ監督から直々にユニフォームを手渡されると、真新しいユニフォームを着ての写真・インタビュー撮影を行いました。選手たちも徐々に球団代表選手としての実感が湧いてきているようでした。
その後、チームのスローガン等を決めるグループワークを通して、スピリーグ監督やチームメイト同士のコミュニケーションが深まり、徐々にそれぞれのチームの色が見えるようになってきました。
2日目には、ストリーマーでありプロデューサーでもある、みしぇる氏からご自身の活動を例としたeスポーツビジネスについて講演をいただきました。ゲームプレイで注目を浴びるチャンスを掴んだプロプレイヤー達の現在地から、いかに自分ならではの価値を見つけ、それを磨き広げていくべきなのか、プロプレイヤーの10年後、20年後までも見据えた広い視野で非常に学ぶことの多いお話をいただくことができました。
研修の最後には、プロ野球OBの五十嵐亮太氏にご登壇いただき「eBASEBALLプロスピAリーグの球団代表選手たちにプロとしての矜持」をテーマに講演をいただきました。
eスポーツの注目度は想像以上に高まっており、プロとなったからには子供たちにも憧れを抱いてもらえるようなプレーを見せなければならないという姿勢や信念について語っていただきました。
その他にも、スポンサーについての注意事項、大会の規則、契約内容、新型コロナウイルス感染症対策を含む健康管理について説明を受けるなど研修は多岐にわたりました。
2日間の研修を終え、プロプレイヤー達もさすがに疲れはあったと思いますが、それ以上に各々得るものがあったのではないかと思います。
eBASEBALLプロスピAリーグ2021シーズンは、いよいよ12月4日(土)にセ・リーグ、5日(日)にパ・リーグのシーズン開幕を迎えます。
一層強くなったチーム力を身に付けた彼らの活躍をご期待ください。